SUBTOTAL の集計方法 “101” とか “109” って何?
SUBTOTAL の集計方法をよく見ると、”101” のように、”10x” という選択肢があります。
1 – AVERAGE
2 – COUNT
・・・
101 – AVERAGE
102 – COUNT
など、集計方法は下一桁の数字で同じものになっています。では何が違うのでしょうか。
![Excel SUBTOTAL関数](https://oshigotono.com/wp-content/uploads/2021/10/SUBTOTAL2_09.png)
この違いは何かというと、「非表示」にした行を集計対象とするかしないか、ということになります。
「非表示」というのは、右クリックして行全体を非表示にする、といったものです。
※フィルターによる抽出とは異なります。
![Excel SUBTOTAL関数](https://oshigotono.com/wp-content/uploads/2021/10/SUBTOTAL2_10.png)
「集計方法」は数字で指定します。“1” なら「平均」、“9” なら「合計」といったように、各数字に割り当てられた集計方法で集計しますが、「非表示」にした行を集計対象とするかしないかで使い分けができるようになっています。
=SUBTOTAL(9, A1:A10)
→ 非表示の行があっても常にA1:A10の合計を求める
=SUBTOTAL(109, A1:A10)
→ 非表示の行があったらその行のデータを除外して合計を求める
SUBTOTALは小計やフィルターなどを使うときに便利な関数です。集計方法の指定なども含めてSUBTOTALの機能を理解して実務でも使っていきましょう。
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