7.余計なイラストを入れない
余白の部分でも述べましたが、スライド上に余白があるとしても特に意味がないイラストや写真などを入れる必要はありません。
余計なものを入れるとムダに情報量が増えますし、全体のバランスも取れなくなって、その結果イマイチな印象となります。
8.短い矢印を使わない
これは全体の作りにもよりますが、遷移を示すときや、Before Afterなどのように変化を示すとき、矢印を使うよりも三角形を使ったほうがシンプルに見やすくなります。
矢印を使うと矢印がけっこう目立ってしまうことがあります。特にデフォルトで青色(枠線つき)の矢印を使うとかなり目立ちます。三角形などでシンプルにしたほうがよいでしょう。
矢印は何かを指し示すときか、離れた場所にあるオブジェクトを繋ぐときに使うイメージです。
9.文字は装飾しない
ビジネス資料においてワードアートのような装飾された文字を使うのは避けましょう。ムダに目立ちすぎてとてもイマイチな印象になります。
装飾については図形や画像なども同様です。図形やグラフで3DのようなかたちはNGです。入れるとしても薄く影をつけるぐらいがよいでしょう。
まとめ
いずれも難しく考える必要はなく、ちょっとしたポイントとも言えます。
配置を揃えたり、枠線を無くすというのはちょっとしたひと手間でできますし、シンプルにするというのはむしろ作業(ムダな装飾など……)が減るとも言えます。
PowerPoint のスライド作成のポイントを押さえて、伝わりやすい資料にしていきましょう。
- 統一感を重視する
- シンプルにする
- 色を使い過ぎない
- 枠線を無くす
- 余白を取る
- 改行の位置を考慮する
- 余計なイラストを入れない
- 短い矢印を使わない
- 文字は装飾しない