Zoom,Microsoft Teams,Webex,Google Meetなど、オンライン会議やセミナー等で使うツールは相手方の要望に合わせるケースがあります。
以前、あるオンラインセミナーで Google Meet を使用してその様子を録画することになりました。
※Google Meet の録画は、有料プランにする必要があります。
Google Meetによるオンライン会議やセミナーは何回も行っていたのですが、Google Meet で録画をしながらセミナーを進めるのは初めてなので、事前にテストを行い、操作方法なども確認していました。
基本的に、Zoom や Teams での録画と同じようにできるので特に問題なさそうです。
そしてオンラインセミナー当日、Google Meet で録画しながら進めていたら、途中で落ちてしまったのです。急いで入り直してセミナーの続きを進めましたが、その後に再度落ちてしまう現象が発生。。
その日はなんとか終えましたが、原因を確認する必要があります。
ネットワークの問題かと思ったけど
途中で落ちた原因を考えたとき、最初に浮かぶのはネットワークの問題です。しかしそのときの環境は有線接続。LANケーブルが外れたようなことももちろんありません。
使用していたPCは比較的新しいものですし、スペック的にも特に問題なさそうです。念のためあらためてネットワークのスピードテストをしましたが、こちらも特に問題なし。むしろ速いぐらいです。
録画しながらということでやはり負荷がかかるのかとも思いましたが、テストしても再現しないのではっきりした原因は分からず。
そのオンラインセミナーは何回か実施する予定になっていたので、次回様子を見ることにしました。
再現しました……
次の回、講師側の都合で、別の場所で別のPCを使ってセミナーを実施したのですが、見事に再現してしまいました。。前回同様、有線接続でネットワークのスピードもPCのスペックも問題なし。落ちたタイミングを見ても特に何かの操作をしたときでもなく、やはり原因が特定できません。
アカウントで何か問題があるのかとも考えましたが、調べてみてもアカウントは関係ない模様です。
PCもネットワークも問題なさそうということで悩んでいたとき、ふと思い当たるものが。。
もしかして、、これか?
今回のセミナーにあたってひとつ問題がありました。参加者の入室許可についてです。講師が入室許可するのは大変だということで、ある拡張機能を入れていたのです。
“Auto Admit for Google Meet” という Chrome の拡張機能です。
Auto Admit for Google Meet – Chrome ウェブストア
この拡張機能を追加してONにしておけば、いちいちホストが許可しなくても参加者は入室できるというものです。参加人数が多い場合や、途中で落ちてしまったり遅れてくる人がいた場合も勝手に入室してくれるのでラクです。
これはこれで正常に動いていましたし、特に気にしてなかったのですが、もしかしてと思ってこの拡張機能を外してみました。
そして3回目のセミナーを行ったところ、一度も落ちることがなかったのです。
セミナーはあと数回行われるので引き続き様子を見てみますが、次回以降も落ちなければこの拡張機能の影響が大きそうです。
ただ、この拡張機能自体は広く使われているようですし、トラブルの情報も見当たらないので「録画+拡張機能」という環境だと落ちるのかもしれないです。
※その後、4回ほど同様に実施しましたが途中でGoogle meet が落ちることはありませんでした。
ということで、何か動作に問題があった際には拡張機能を外してみる、というのやっぱりトラブルシューティングの基本手順と感じた、というお話しでした。。
業務の効率化に必要な3つのポイント