打ち合わせのとき、紙の資料を用意していますか?
相手の会社に行ったり、こちらに来てもらったりして対面で打ち合わせを行うときは、印刷した紙の資料を用意することがほとんどではないでしょうか。
対面でお互いPCを開いているけど、資料は紙を見ながら進めるのもよくある話だと思います。PDFなどでもいいはずなんですが、相手がPCを持ってくるとも限らないので、やはり紙の資料を用意しておくことになりがちです。
しかし、リモートワークが主体になったことで打ち合わせもオンラインで行うケースが多くなり、その結果、資料を印刷する機会がかなり減りました。
つまり、自宅でリモートワークをしている中で、プリンターを使う機会が非常に少なくなってきたという状況です。
さらに自宅のプリンターが古くなってきたこともあり、プリンターをどうしようかと考えた結果、モバイルプリンターに変えてみました。
購入したプリンターは、EPSON「PX-S06W」 です。カラーはホワイト。
※ブラックもあります → EPSON 「PX-S06B」
モバイルプリンターを自宅で使うメリット
まず、使用頻度しては「月に数回印刷する程度」で、印刷枚数も平均して「1回あたり5~10枚前後」といったところです。
使用頻度が低いので、いっそのことプリンターを持たないで必要なときだけコンビニとかキンコーズみたいなところで印刷するという方法も考えましたが、数枚を印刷するのにわざわざ外に行くのも面倒なのでとりあえずプリンターはあったほうがいいかな、という考えで購入しました。
ということで、現在使用中のプリンター EPSON「PX-S06W」 の良いところをいくつか挙げてみます。
1.持ち運びできるサイズで自宅でも場所を取らない
モバイルプリンターというだけあって、本体のサイズは309×159×61(mm) で重さは約1.7kgというコンパクトなものです。
以前使っていたプリンターは、EPSON 「PX-S740」 でした。普通に印刷できればよいということで、それなりに使いやすいし良かったのですが、もともと印刷枚数は多くなかったですし、さらに印刷の機会も減ったということで、やはりモバイルプリンターのサイズは魅力的に感じたわけです。
実際、さして広くもない部屋なので、あまり使わないプリンターを置いておくのはスペース的にももったいないかと思っていたので、EPSON「PX-S06W」 は最適でした。
普段は机の下の方に置いておいて、印刷するときだけ出してきて使うというスタイルです。前述のとおり、月に数回印刷する程度ですし、本体自体が軽いので毎回出し入れするのは特に問題ありません。
2.ディスプレイもWiFiも付いてる
操作パネルもカラーディスプレイで見やすいです。1.44型カラー液晶ということで、モバイルプリンターという本体サイズから考えると十分だと思います。
そしてWiFiも標準搭載。接続の設定も簡単でした。ただ、若干印刷までに時間がかかる気がします。
3.印刷もふつうにキレイ
一般的なビジネス文書、ビジネス資料であれば特に問題ないかと思います。商品写真とかデザイン系の資料なんかだとさすがに厳しいかもしれませんが、このあたりはお仕事の内容によりますね。個人的には全く問題ありません。
4.バッテリーで稼働する
EPSON「PX-S06W」 は「モバイルプリンター」なので当たり前なのですが、バッテリーが内蔵されています。ですので、使うときに毎回プリンタ本体を出し入れするとしても電源を取らなくて済みます。
とはいえ、使う頻度が低いとその都度、充電が必要になったりもしますが、それは仕方ないですね。一応、PCからUSBケーブルでの充電も可能です。
ちなみにオプションで「外付けバッテリー(PX06EB)」もあります。外で使う機会が多い方はバッテリー増量もアリかもしれません。
このようにモバイルプリンターの EPSON「PX-S06W」 はいろいろと使いやすいプリンターなのですが、やはり一番のメリットはそのサイズです。
EPSONのサイトでも持ち運びのイメージが載っていますが、ほんと手軽です。
モバイルプリンター PX-S06B/W|製品情報|エプソン (epson.jp)
私自身はこのプリンターを持ち運びする機会は今後もたぶん無いのですが、車で移動する営業の方などにはとても便利かもしれません。
EPSON PX-S06W 気になるところは?
モバイルプリンターなのであくまでも使い方次第ではありますが、いくつか気になるところもあります。
1.印刷コスト
公式サイトの情報では、
- カラー 約14.9円
- モノクロ 約7.9円
となっています。
EPSON 「PX-S740」は、約3.7円(A4モノクロ文書)となっているので単純に2倍ほど……。たしかにそれほど印刷していないのに購入後半年ぐらいでインクが切れました。
EPSON 純正インクカートリッジ ICBK82 ブラック & 純正インクカートリッジ ICCL82 カラー
たくさん印刷する人にはちょっとコスト的に難しいかもしれません。印刷枚数が多い人はあえてモバイルプリンターを選ばないとは思いますけど。
2.毎回、用紙をセットする必要あり
給紙トレイに50枚とか100枚とかの用紙を入れておくことができません。
本体が小さいので当たり前ですが、毎回、用紙をセットしなければなりません。スペック的には一応20枚までセットできるみたいですが、2枚重なって印刷されたりするので、ほぼほぼ1枚ずつ手差し印刷といった感じです。用紙自体の問題もあるかもしれませんが、これはめんどくさいです。
もっとも、1回あたりの印刷枚数が5~10枚程度であれば労力も大したことありませんので、やっぱり使い方次第ではあります。
3.コピーもスキャンもできない
複合機ではありません。これは割り切って使うことになります。ときどきスキャンしたいことがありますが、スマホで撮影してOKとしています。どこかに提出する書類なんかでもスマホの撮影レベルでOKなことが多いですし。そしてコピーはコンビニでやっつけます。
その他、細かいところでは、USB接続するときに本体側がMicro USBで使いづらいとか、バッテリーがあまり持たないなどもありますが、印刷頻度が低いという前提で選んでいるので、ストレスを感じるほどでもなく十分許容範囲と考えています。
EPSON「PX-S06W」 はベストな選択でした
モバイルプリンターを検討していたとき、HP モバイル プリンター OfficeJet 200 Mobile CZ993A#ABJ ( ワイヤレス機能 ) ヒューレット・パッカード も選択肢にありました。EPSON「PX-S06W」より少しサイズが大きいので、最終的にはEPSONを選んだかたちです。
1年弱使ってみて、ここまで特に問題ないですし、これから印刷する機会が急に増えることも無さそうなので、当面は引き続き使っていこうと思います。