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ヘッドセットはテレワークの必需品

テレワーク

オンラインミーティングやオンラインセミナーの実施にあたって気になるのはやはり音声です。相手の声がよく聞こえなかったり、こちらの声がうまく届いていなかったりするのはお互いストレスの原因になります。そこで必須となるのがヘッドセット。私もお仕事はテレワークがメインになっているので、ヘッドセットを使う機会は多くあります。

今回は主に使用している2つのヘッドセットをご紹介します。


Jabraのヘッドセット

1つは「Jabra(ジャブラ)」のヘッドセットです。Jabraはデンマークの会社です。コールセンターなどでも使用されるヘッドセットは安定の品質。ヘッドセットのマイクを使うと相手側も聞きやすくなります。

使っているのは「Jabra EVOLVE 40」という製品で、モノラルの片耳タイプです。Jabra EVOLVE 40には、ステレオの両耳タイプもあるのですが、自分の使用環境としては周りがざわざわしているということはあまりなく、これで音楽を聴くわけでもないので片耳タイプにしました。

PCとの接続はUSBの有線接続。無線だと大事なミーティングやセミナーの途中で切れるのがちょっと心配なので、そのようなときはこのヘッドセットを使っています。

使用している製品はUSB-Aで接続するタイプですが、USB-C接続のタイプもあります。基本的にPCと接続して使うものなので、PC側のポート数などで判断することになると思います。

手元のコントローラーが便利

Jabra EVOLVE 40 にはヘッドセットとPCをつなぐケーブルの途中にコントローラーがあります。手元にコントローラーを置くことで、音量の調整やミュート/ミュート解除がボタンひとつでできます。

コントローラーでミュートの操作もできます

コントローラーの真ん中のJabraロゴの部分ですが、音声接続中は自動的に赤のランプが点灯します。これは「ビジーライト」といって周りの人に通話中であることを知らせるものです。このビジーライトは耳にあてるイヤーパッドの中央のランプと連動しているので、離れたところから見ても通話中なことが分かります。赤ランプが点いてたら話しかけないでねと。

ビジーライト点灯中。忙しいアピールできます。

ビジーライトはコントローラーの中央のボタンを押すと手動で点灯/消灯ができます。通話中でなくても赤ランプを点けてアピールできるわけです。ビジーだから邪魔しないでねと。

消灯すると下記の画像のようになります。

コントローラーの真ん中のボタンを押すと赤ランプが消灯します

イヤーパッドも快適

マイクの品質は問題ないですし、相手の音声ももちろんクリアに聞こえます。耳を覆うタイプではなくイヤーパッドをあてるだけのタイプですが、長時間のセミナーでも耳が痛くなることもなく快適です。

Jabra EVOLVE 40は「パッシブ ノイズキャンセリング」で周囲の音も気にならない、ということなのですが、私は片耳タイプを使用しているのでそこはなんとも言えません。両耳タイプの場合は周囲の音が遮られるので会話に集中できるんじゃないでしょうか。

ちなみに「パッシブ ノイズキャンセリング」とはヘッドフォンやイヤフォンの形状的に耳をうまいこと塞いでくれる、つまり物理的に音を遮断するものです。それに対して「アクティブ ノイズキャンセリング」は、周囲の音(ノイズ)と逆の波形を電気的に作り出すことでノイズを打ち消します。

キャリングポーチはパツパツ

マイクの部分はフレームの溝ににカチッとくっつきます。そしてこのヘッドセットにはキャリングポーチが付属していますが、これがけっこうパツパツです。どう見てもイヤーパッドのサイズとポーチのマチのサイズが合ってない。イヤーパッドの部分を折りたたむことはできません。ポーチは伸縮性があるので入るんですけどね。

入らなそうで入ります。

と言っても気になるところはそれぐらいで、機能や品質自体は全く問題ありません。長時間つけていても負担がないというのは大きいです。


もうひとつはBluetoothのヘッドセット

JabraのヘッドセットはUSBの有線接続で安心なのですが、当然のことながらケーブルがあるのでPC周りが若干ごちゃごちゃしてしまいます。社内のちょっとしたミーティングなんかだとなんとなく大袈裟な感じもしないでもありません。

もうちょっとライトにしたいと考えてBlutoothのヘッドセットも使うことに。いろいろ調べて「JVCケンウッド KENWOOD KH-M500-W」を購入しました。

次のページで詳しく見ていきます。

Jabra EVOLVE 40」 の他に、 Blutooth 接続の「JVCケンウッド KENWOOD KH-M500-W」も使っています。 オンラインミーティングでも手軽に使えるワイヤレスヘッドセットです。

イヤーフックもついてます

イヤーピースは標準のイヤーピースと突起部分があるイヤーピースでサイズ別と右耳用、左耳用が付いています。左右どちらの耳でも使えます。

イヤーピースに加えてイヤーフックも付いています。イヤーフックなしで装着したところちょっと収まりがイマイチでしたが、イヤーフックをつけたら安定しました。

ただ、本体を持ち運ぶためのケースなどはついていません。外で使うために持ち出すときは、ガジェットケースに入れています。

JVCケンウッド KENWOOD KH-M500-W  本体側面に電源ボタンがあります

操作はヘッドセット本体のボタンで

電源は本体側面にあるボタンで操作します。左耳に付けたときは電源ボタンが前の方にくるかたちで、反対側にはボリュームの調整ボタンがあります。電源ボタンは長押しでオン/オフ。マニュアルには3秒押すと書いてありますが、感覚的にはけっこう長めに押す感じ。電源を入れると本体のインジケーターが赤く点滅します。

それから本体の真ん中部分もボタンになっていて、通話の開始や終了ができるようです。音楽の再生や停止も可能。

ボリュームの調整ボタン

接続も問題なし

PCとはBluetoothで簡単に繋がります。1回ペアリングすれば2回目以降も特に問題なし。接続されると英語のアナウンスで「Phone one connected」と流れます。2台目をつなぐと「Phone two connected」。バッテリーの残量もパーセンテージで教えてくれます。これも英語のアナウンスです。

充電はUSB-Cです

この製品を選んだ大きな理由は充電がUSB-Cであること。micro USBは接続するときにちょっとストレスなのです。本体の上部にキャップ付きでUSB-Cのポートがあります。

充電時間はフル充電で3時間、バッテリーは通話で7時間となっています。

同シリーズでアクティブ ノイズキャンセル付きの「JVCケンウッド KENWOOD KH-M700-B」も検討しましたが、本体の色がブラックしかなかったのでやめました。

本体が小さいので、黒だとバッグの中に入れたときに見つけるのが大変なんですよね。どうしてもバッグは黒系が多くなるので、私はスマホや持ち運びする小さめガジェットなんかは白とか明るい色を選ぶ傾向にあります。

KH-M700-B についているアクティブ ノイズキャンセリングも個人的には特に必要なかったのですが、外でハンズフリーで電話を使うときなんかはノイキャン付きがよいかと思います。

ただ、音についてはやはり Jabra EVOLVE 40 のほうが良いです。まあこれは使い分けということで個人的には大きな問題ではありません。


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